今使っているモニターは2つ。どちらもLG。
LGエレクトロニクス 24UD58-B [IPS 23.8型 4Kモニター(3840×2160) HDCP2.2対応/HDMI2.0×2 ちらつき/ブルーライト低減機能]
LGエレクトロニクス 29WK600-W [29型 HDR対応 21:9 ウルトラワイドモニター ノングレア/FreeSync /DAS Mode/Black Stabilizer/Flicker Safe/Super Resolution+/5W+5W内蔵スピーカー対応]
購入当時は、グレーディングを念頭に置いてなかったので、リファレンスモニターの概念を知ってしまってから、だんだん欲がでてきている。
実際のスペックは・・・
目次
LGエレクトロニクス 24UD58-B
https://www.lg.com/jp/monitor/lg-24UD58-B
表示色 10.7億色 おぉ、思ったよりも良い。
色域 SMPTE-C(NTSC) 72% ほう・・・。
LGエレクトロニクス 29WK600-W
https://www.lg.com/jp/monitor/lg-29WK600-W
表示色 1677万色 おぉ・・・。
sRGB99%(標準値) ほう・・・。
どちらも5万以下で購入したので、そりゃそうだ。寧ろよくやっている方だよ。
というわけで、やはり、リファレンスモニターは別途必要だと思うのです。
リファレンスモニターに求めるスペック
第1回 大事なのは"正しい色"を表示できること――液晶ディスプレイの「色域」を理解しよう
ざっと要約すると、色域カバー率が高いことで、ブレがないリファレンス環境になる、と理解。
sRGBは、Windowsに使われているので、一般的な使い方なら、sRGBがカバーできていればオッケーなのだけど、映像となると、もう少し広いカバー率が好ましい。
AdobeRGB ≒ NTSC(アナログテレビ)、だと考えて、AdobeRGB99%のカバー率をもつモニターでないと、リファレンスモニターとしては心許ない、、、と思うのだ。
こちら2018年の記事にずばり候補がある。
それが、BenQのPV270。
[鈴木佑介のLook AHEAD -未来に備える映像制作- ]Vol.08 BMPCC 4Kが鳴らすRAW動画元年のゴング~グレーディングのための自宅マスモニ環境再考 - PRONEWS
BenQ PV270 | Adobe RGB対応 映像・写真編集向けWQHD カラーマネジメントモニター
プロクリエイターの高い要求に応えるべく設計された「PV270」はTechnicolor Color認証を取得しており、Adobe RGBカバー率99%、DCI-P396%、sRGBカバー率100%の広い色空間を実現し、高精度なキャリブレーションツールを備え、さらに映像編集に最適なリアル24Pプレイバックをサポートすることで、ラフカットの編集から、エフェクトの追加、色の編集、合成まで、すべての工程において、抜群の精度で色合いがレンダリングされ、映像の編集作業に最適のモデルとなります。
デジタルシネマ規格のDCI-P3が96%というのも、良さげである。
なんでグレーディングしたいか、というと映画作りたいからでもあり、完璧なカラーはそれは専用スタジオに行くわけだが、それに、なるべく手の届く範囲で近しい環境というのも構築したいではないか。
どこまで妥協するか、それはお金次第ではあるものの、「いや、これくらい出さないと、良いのはないよ!」という市場適正価格の底値が知りたいわけであります。やはり10万以上なのか、それとも、一部しか知られていない名品があるのか、それを知る旅の途中。