「侵入した家で写真を撮り、やり残された家事もきちんと行う。この奇妙な生活は、最初は観ている側も違和感を覚えるが、いつしか安らぎの風景へと変わっていく。それは、主人公ふたりの犯罪行為を優しく見つめる監督の視点があるからだろう。異色なのは、主人公ふたりにほとんどセリフがないこと。微妙な表情の変化だけで気持ちを伝え合う、イ・スンヨンとジェヒの演技が絶品だ。それまでのすべてを覆す解釈が可能な結末も、ただただ美しい。」
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