ネットに漬かり過ぎるとテレビ番組が新鮮
ちょうどいま(2020/1/1 23時)やってる番組、全部面白い。
住み処のテレビが写らないことをいいことに、テレビ番組と疎遠になっている生活だったので、新鮮な気分でテレビ番組を見ていると、もうこれ、全部面白いなぁと思うのであります(だからテレビ番組をモチーフにした大喜利のお題は苦手)。
ゴールデンタイムは下がってきてる
見ていた時間帯は23時から0時帯。この時間帯のターゲットは新年だということもあり、21時帯からの延長スペシャル、つまり、21時〜帯の視聴者層である20〜40代までの男女の現役世代。ちょうど私がそこにハマっているといった理由もある。
プライムタイムと区別されるが、実際、現コロナ禍社会状況以前は、本来のゴールデンタイムで視聴していた人は少なかったのではなかろうか。仕事や外で遊んで飲んで帰ってきて、ほっとする時間帯にテレビをつける習慣があるとすれば、21時以降が現役世代のゴールデンタイムであろう。
すると、19−21時のゴールデンタイムは、広告費用が高くなる裏付けとしての視聴者層ボリュームの多さと、お金を管理する主婦層や、引退して夜の余暇を持て余している高齢者層を取り込む番組が中心になり、そのコンテンツは、もはやネットユーザーには、退屈なものになりかねない、と推測される。
だから深夜が面白い
ある程度の年齢になると、深夜枠のチャレンジングなコンテンツや、ファミリー向けではない少し過激な表現を面白いと感じる。だから深夜帯では面白いのに、ゴールデンに進出するとつまらなくなる、というのは自然な成り行きである。
深夜が持っているある種の共犯感覚、よく言えばおおらかさ。
コンプライアンスや、ネット炎上を恐れた自主規制が、旧来の発想では立ち行かなくなり、次世代のディレクターや作家の台頭によって、また新しい刺激が生み出されようとしている。
本当に新しすぎるコンテンツは、まだ未発見であるが、その萌芽を感じる新年の深夜特番枠、とても面白かったので、テレビモニターが12個欲しくなった。
追伸
10、11、12は、通販チャンネルと放送大学だった。