本公演の2022年の8月上演は中止、延期予定となりましたが、体制を変え、新たに2024年の「なぜけもののわかさはにがいのか」を上演します。
詳細はこちらから
(2024/4/1 追記)
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playからpray(祈り)。今後予定されるイベントのご成功ご無事を願います。私達も心の種火を守ります。
(2022/8/19 23時追記)
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こんのかつゆき、2022年8月25日(木)~28日(日) の、劇団820製作所第17回本公演『なぜけもののわかさはにがいのか』に出演します。
17歳の心を宿し、夏の風のように心吹き抜ける台詞と演出で彩るセンスオブワンダーな教室の劇。
ある17歳は友人に悩みを打ち明けます。ある17歳は憤りをぶつけます。ある17歳は周囲から距離をとっています。ある17歳は自分の置かれている状況に気づかないフリをしています。ある17歳は、ある17歳は、ある17歳は・・・。
14人の登場人物達は、堪えきれない想い、あるいは生命力を持て余しながら、教室に集まります。目立つ子も、そうでない子も、教室という社会の縮図の中で、それぞれが息をしています。
稽古に参加しながら考えてきたのは、「物語に潜む象徴化した現代の状況は明るいものではない」こと。そして、「台詞と演出に、先行きの見えない停滞した空気を吹き飛ばす”夏の強い風”が吹いている」ことでした。
みなさんの心にもそんな風を吹かせることができたら、幸いです。
演劇をやるには厳しい状況下ですが、上演の可能性を最後まで諦めずに駆け出しています。ご期待ください。
ワークインプログレス形式でのリーディングを経て、本公演でも役をいただきました。今回は役者だけでなく、広報用の映像制作にも携わっています。
特報 映像
特報第1弾
特報第1.5弾
特報第2弾
見どころ
波田野淳紘の新作戯曲
「第5回せんがわ劇場演劇コンクール(2014年)グランプリ 演出賞・脚本賞」、「FFAC企画 創作コンペティション「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう」vol.6(2017年) 最優秀作品賞、観客賞」を受賞した、波田野淳紘が新作を書き下ろします。テーマへの着眼点と、台詞の面白さに定評のある波田野は、役者や作家、演出家が熱い期待を寄せています。
演劇的見立ての力
17歳の役を17歳じゃない大人たちが演じます。17歳に見えないところから、17歳に見えてくる、その瞬間に演劇的見立ての快感があると思います。想像を掻き立てる台詞と演出によって、舞台ならではの時間をお楽しみください。
協奏か狂騒か
先が見えない時代に生きる今、私たちは17歳の心を宿し、駆け出してはすっ転び、どうにかして未来を、よりよいものへと成形できないか、と格闘しています。それは共同創作の協奏か、あるいは狂騒となるか、ぜひ、見届けてください。
チラシ クリックで画像が拡大
公演情報
劇団820製作所第17回本公演
マグカルシアター参加|マグカルシアターステップアップ事業『なぜけもののわかさはにがいのか』
作・演出|波田野 淳紘——17歳たちの光。17歳たちの血。17歳たちの劇。
Note
この劇に登場する人物は、全員が17歳です。
彼らは時に笑い、嘆き、肩を組み、すれ違い、恫喝や扇動と直面し、悪意に触れ、議論し、迷い、息のしやすい場所を求めて駆けだしていきます。この社会に生きるわたしたちと同じように、この手で「世界は変わり得る」かどうかの確信は、彼らにもありません。
でも、17歳は駆けだす生き物です。どんなにぶざまにすっ転んだとしても。
教室の劇を上演します。わたしたちの未来を、よりよいものへと成形していくために、17歳の心をもって。
出演
秋葉 舞滝子(SPIRAL MOON)
朝廣 亮二
粟田 崇
安藤 麻吹(しまだプロダクション)
植村 悠人
河北 琴音
城戸 啓佑
小山 利英
こんの かつゆき(劇団コピュラ)
髙杉 駿(演劇プロデュース『螺旋階段』)
馬場 玲乃(劇団 山の手事情社)
真宮 立佳
モハメディ 亜沙南
渡邉 美玖スタッフ
舞台監督|塩澤 剛史(合同会社士言堂)
照明|みなみ あかり(ACoRD)
音響|齋藤 瑠美子
音楽|itsuki
宣伝美術|来住 真太
舞台写真|bozzo
配信用映像撮影|粕谷 晃司(かすや舞台記録)
制作|薄田 菜々子
制作補佐|加藤 好昭、千葉 恵佑
WEB|亀尾 建史
企画・製作|劇団820製作所Members|波田野淳紘、加藤 好昭、千葉 恵佑、城戸 啓佑、亀尾 建史、御法川 わちこ、朝廣 亮二
協力|(株)しまだプロダクション、SPIRAL MOON、劇団 山の手事情社、演劇プロデュース『螺旋階段』、劇団コピュラ、合同会社士言堂、ACoRD、かすや舞台記録、オフィスプロジェクトM、架空畳、マノンラヴァンド、横浜ベイサイドスタジオ、育伸向学舎、シバイエンジン
主催|神奈川県、劇団820製作所
日時
2022年8月25日(木)~28日(日) 6stages
25日(木)19:00
26日(金)15:00/19:00
27日(土)14:00/19:00
28日(日)14:00★※受付開始は開演時間の45分前、開場は30分前です。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※開演時間を過ぎますと入場をお待ちいただく場合がございます。★アフターパフォーマンス
8月28日(日)14:00の回の終演後にスピンオフ短編戯曲のリーディング上演をします。
出演|江花 実里、丸尾聡、ほかオンライン配信
2022年9月25日(日)~10月10日(月)予定
※準備が整い次第、劇団ホームページ上でご案内します。場所
神奈川県立青少年センター・スタジオHIKARI
・JR根岸線「桜木町駅」下車、「北改札」(西口)から徒歩約8分
・横浜市営地下鉄線「桜木町駅」下車、徒歩約10分
・京浜急行線「日ノ出町駅」下車、徒歩約13分料金
[劇場公演]一般 3,000円、18歳以下 1,000円
[オンライン配信]配信チケット 2,500円
※「18歳以下」券をご利用の方は、受付に確認できるものをお持ちください。
※劇場公演におきましては感染症対策のため、客席数を通常時より制限しております。お早めのご予約をお願いいたします。
感染症予防対策
上演に際しまして、各種ガイドラインに基づき、お客様・出演者・スタッフの安全を確保し、皆様に安心してご観劇いただけるよう最新の情報を確認しながら感染予防に努めております。
ご来場の皆様におかれましても、感染症拡大防止対策へのご理解とご協力をお願い申し上げます。○会場内では不織布のマスク着用をお願い致します。
○次のいずれかに該当する方は、ご観劇をお控え下さい。
・発熱や悪寒、だるさや息苦しさがあるなど、体調のすぐれない方。
・身近に新型コロナウイルス感染症の陽性者、または濃厚接触者がいらっしゃる方。
○ご入場の際に消毒、検温にご協力いただきますため、お時間に余裕をもってお越し下さい。
○感染防止対策のため客席・ロビー内での会話も極力お控え下さい。終演後の面会はございません。
○出演者やスタッフへの贈り物・差し入れ(お花やお手紙などを含む)はお控え下さい。■WEB http://820-haniwa.com/
■Twitter @820_haniwa