2013年3月26日

2013年3月26日

2013-04-01

火曜日。晴れ。

一回家に帰ってから稽古。

行き先を間違えてバスに乗ったため遅くなる。さらに稽古場近くなのに迷う。思ったような路地の開き方じゃなかった。

稽古終わりにラーメン喰いながら芝居について語る。オレは芝居じゃなくてこういう事をしたかったのかも。

この日のつぶやき。

渇き(2010)ゾラの『テレーズ・ラカン』の設定にヴァンパイアをミックスさせたコメディ、サスペンス、エロス…のごった煮。本筋がみえなくなる過剰なサービス精神。ジャンルはラブストーリー。韓国映画は小細工がないほうが面白い。パク監督はミクスチャー。次回作は米国役者。不安。65点。
posted at 00:29:43

韓国映画は刑事がでてくるやつが好き。エネルギッシュで暴力的だけど根は優しいといった一昔前の男性像が見られるから。この間観た、60年代の日本映画でも刑事がどこでもタバコを吸ってポイ捨てをし、言葉遣いの荒いキャラ造形だったのに気付く。韓国映画に求めているのは懐かしさだったのか。
posted at 00:38:47

韓国映画に映される家屋が日本のそれと似ているようで微妙に違うところも興味深い。住む事を考えると不安になる。この不安の記憶をたどると、引っ越しの物件周りで、町工場の奥にある外壁が緑色の古臭い二階建ての家が思いあたる。壁はベニヤでトイレは汲取式。継ぎはぎで建て増した感。住みたくない。
posted at 00:44:03

そこに住んでいる人間がどんな日常を過ごして物語にいたるかを想像するとゾクゾクとする。たいてい映画の中の家屋は暗くてジメジメしてる。玄関に段差がなく、部屋の中までその高さでゴザ敷いてあるだけだったり。まぁ貧民街って設定なんだけど、所謂清潔感がないと次第に心も淀んでくるのが伝わる。
posted at 00:52:06

ソン・ガンホは素晴らしい役者。コミカルで怖いおっさんの役ばかりを見ていたので渇きの二枚目役には驚いた。顔の造形はあのままだけど演技でイケメンに見えるんだよ。しかも敬虔なクリスチャン。殺人の追憶では飛び蹴り、椅子で殴る、お姐ちゃんと遊ぶなんて平然とこなしてたのに。本当に高い演技力。
posted at 00:56:45

キム・オクビン。この女優さんはじめて。こちらも素晴らしい。生活に疲れた人妻役で、ソン・ガンホに出会ってめきめきキレイになっていく(もちろんメイクや照明の力もあるけど)、その過程をしっかりと演じ分けている。渇きは彼女を観る映画であると考えれば楽しめるだろう。眉毛と鼻の形が特徴的。
posted at 01:01:15

パク・チャヌクは復讐三部作が印象深く期待してしまう映画監督。オールドボーイが一番好き。JSAはまだ観てない。カメラの動かし方がいつもなんか変。トリックを使いたがるイメージ。毎回チャレンジしてるのかも。ポン・ジュノもパク・チャヌクも映画の中に似たようなユーモアがある。386世代。
posted at 01:09:21

渇きはネットであらすじを読んでレンタル。ホラーかサスペンス棚に置いてあると思っていた。ない。お店の検索を使ったらなんと恋愛棚にある。このジャンル苦手。ソン・ガンホでパク・チャヌクでなければ絶対に観てなかった。恋愛物にソン・ガンホってたいした挑戦だ。誰に向けて作ったのだろう。
posted at 01:19:49

多分絶対好き。 「ミッドナイト・ミート・トレイン」予告編: youtu.be/eG4PBSw0yag @youtubeさんから
posted at 01:43:56

3月26日はカチューシャの唄の日。1914年のこの日、芸術座がトルストイの『復活』の初演を行い、この中で歌われ大流行したことに由来。 【カチューシャの歌】流行歌。島村抱月・相馬御風作詞,中山晋平作曲。抱月脚色によるトルストイの「復活」上演の際の挿入歌。… #daijirin
posted at 08:38:04

天気いいけど寒い。
posted at 11:30:58

違うルートのバス乗っちゃった。サンドイッチいつ食べよう。
posted at 18:36:00