生の表現

生の表現

2017-03-06

劇団コピュラのこんのです。

好きなお肉はレバーです。

白レバー。

レバー生で食べられるようになったんですね。
 
 
生といえば、演劇は生物です。
 
ライブ。
 
今、目の前で、何かが起こってる。
ダンスも、歌も、クラウンも、演説や講演も。
人が目の前で何かをやってる状態。
 
テレビや映画やラジオも、そもそも生の表現に触れられない人々への渇望が生み出したメディアであり、それはそれで新しい表現に育って今にいたります。
 
そしてネットの出現で、いつでもどこでも好きな作品を楽しめる時代、限られた人が決められた時間にその場で行われる生の表現にふれる希少性に価値を見出しています。
 
人々は、忙しいなか、お金と時間を割くに値する、経験を得に、劇場に足を運びます。
 
たとえ小さい規模のほんとうに小さなコミュニティで活動するわたしたちも、その「経験」をお客さんに与えよう、共有しようという矜持が多少なりともあっていいのではないか。
 
生。
 
新鮮なものがいいでしょうか。
腐りかけが良いでしょうか。
になる恐れもあります。
 
ぜひ、会場でご賞味ください。
 
神奈川演劇博覧会まで
 
あと、
 
12日

 


■第14回神奈川演劇博覧会■


 

2017年3月18日〜3月20日
主催:神奈川県演劇連盟
「演劇の敷居を低くして、普段芝居を観ない皆様に観てもらおう」を合言葉に始まったイベント。
神奈川県下で活動する劇団が一つの会場に集い、1日4劇団がそれぞれ待ち時間60分で小作品を連続上演します。
会場:神奈川県立青少年センター 2階 多目的プラザ
チケット:入場無料、出入り自由
劇団コピュラ上演日時:
3月20日 2ステージ
14時半 開演
18時半 開演
上演作品:

「ランディおじさん」

作 佃典彦(劇団B級遊撃隊)

演出 こんのかつゆき

夏。時代に取り残された感を醸し出しているバッティングセンターのロビー。タオルで顔面を冷やしている若い男が座っている。彼に何があったのか。そこに背後から怪しげな中年男が忍び寄る。岸田国士戯曲賞作家 B級遊撃隊の佃典彦が描く、残念な人々の人生延長戦。

「客席」

作・演出 こんのかつゆき

冬。終演した客席。帰る人々を見送る役者。客席には男性客が1人残っている。役者が客を送り出して、楽屋へ戻ろうとすると、落し物を見つける。これがすべての始まりだった。客席で起こるすれ違いの人間ドラマ。

 

 

キャスト

舘石知英(劇団Nadianne)

こんのかつゆき

鈴木龍乃介

オッスたかのり(劇団かに座)

新雪

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f531313/p1103212.html