2020年はお金の流れが変わった(個人のサンプルケース)

コロナ禍によって、外出自粛および活動自粛がなされ、収入と出費のバランスが変わった1年でした。
コロナウィルス自体は2019年から観測されていて、日本では2月から本格化しましたので、期間は10ヶ月前後ですが、誤差レベルで1年と捉えてみます。

下の表は、2019年と2020年を比較した、わたし個人のお金流れの増減率を表しています。

食費 102%
交遊費(友人知人との外食) 66%
交通費(移動全般) 63%
娯楽(本・音楽・映画・演劇・展示会) 36%
生活必需(家賃・光熱・医療・通信費) 106%
物(日用品・ガジェット) 99%
収入 86%

多くの方と同じく収入が減りました

本業は被雇用者なので、会社の成績に連動しての収入減。休業期間が少しあって、ボーナスが減、あるいはなし。しかし、そこまで生活が苦しい訳でもなかったです。ほかの出費が激減したことが大きな理由です。節約したつもりはないのだけれど、結果的に節約になったと。貯蓄もできました。自動的に給与から振り分けて使えない状態にしていたので、使える分だけで生活する習慣は無意識にできました。

増加したのは、食費と生活必需費

微増ですが、在宅勤務で自炊率が少し増えたのと、光熱費が上がりました。家事をする頻度も増えたので、日用品の減りも早かったです。

減少したのは、交遊費、交通費、娯楽費

移動と、人に会う機会が減りました。特に演劇関係は中止になったりして、観劇数は片手で数えるくらい。それが大きく連動して、交通費と交遊費も減っています。

演劇って市民劇団だと1000〜2000円程度で済むけど、無名の小劇場団体であっても3000円〜、商業だと5000円で安い方で、8,000〜10,000円することもありますから、演劇鑑賞はお金持ちの趣味なのだな、と、今さらながら考えてしまいます。

演劇や芸能人のライブ参加を趣味にしている方は、その出費分を、何か他の分野で節約して回しているんでしょうね。それか、やっぱりめっちゃ収入があるとか。

減らない物消費

ホビーとしての物消費は、やはり減ってない(減らせない)。ガジェットやソフトウェアは我慢しないで買っちゃってますね。おこもり需要で動画配信サービスが収益を上げているようですが、わたくしアマゾン一択なのと、Youtubeでもそれなりに楽しく見られる動画が多数あったので、ほかは契約していません。宣伝が表示されなくなるYoutubeプレミアムも、広告スキップ機能がまだある間は、加入不要と考えています(最近、強制で30秒くらいの広告が2〜3本連続で入るようになってきたので、テレビ化していて正直面倒さを感じてしまいますが、まぁ、まだ、いいかな、と)。

ゲームは、外出自粛を機に数本購入しましたが、やり続ける気力がなく、支出にはあまり影響しませんでした。

本は、紙も電子書籍も買っています。2019年とそこまで変わらないペースだと思うのですが、ふらりと本屋に行かなくなった分、減っているかもしれません。

個人の消費行動がそのまま経済を表している

移動や交流に価値をおいた事業を営む会社は、軒並み収益減になっているニュースがありますが、それは、個人の消費行動を見ても連動していることが、よくわかります。

なんで対比表が作れるのか?それは家計簿をつけているから

こういった表って、データを蓄積しておかないと出てこないので、毎日、あるいは定期的に収入や出費の流れをつけておく、家計簿が必要になってくると思います。

わたしは自作したものを20年以上改良しながら使い続けているのですが、これから始めようとした場合は、スマホの簡単に入力ができるアプリを利用すると良いでしょうね。

わたしは個人的に使いませんが、LINEを使っているならば、LINEペイや他の支払いを、自動的に記録するものがあるそうです。

わかりやすく管理しやすい支払い方法=現金主義だけれども

まぁ、結局、いろんな種類のPayを利用してて、支払い情報は、銀行口座やクレジットカードだったりするので、一括の請求金額はわかっても、仕様した区分の明細は各サービスに点在し、その請求月もまちまちでややこしいので、使う電子マネーは1個に統一するのが望ましいかなと、思います。

日本がいまだに現金一択主義の方が多いのは、実物不在のお金のやりとりが把握しづらいってのもあるかもしれません。

自粛要請の影響で、離れていても送金が簡単な電子マネーの便利さがかなり評価されているので、今後は現金主義の方もその波に乗りやすくなってくるのかな。

何にいくら使ったか?は、知っておくと余裕を作りやすい

これからますます不安定な経済状況になることが予測されるので、簡単に「お金を使わない」という選択ではなく、何にいくら使ったか?を記録して、余裕を作り「好きなものにお金を使う」ようにしたいです。

好きなものにお金を使わないと、その好きなものを作ってくれている人が生活できなくなります。その結果、自分の好きなものがなくなってしまうので、自分が好きなもの、良いものには積極的に対価を支払っていきたい。

労働や生産をし、その対価を得て生活をし、その余暇で好きなものへ対価を支払う。

この好循環を一人一人が、余裕をもってできるようになると、経済も安定してくるのではないでしょうか。