寝起きで酒。怠惰な一日でございます。正月気分です。
寝起きと申しましても、夕寝でございます。午前の用事を済ませまして、暖かい部屋でぬくぬくとしていたらいつの間にか夢の中へでございます。
探し物はなんですか?見つけにくいものですか?
井上陽水の夢の中への歌詞が身に染みるのでございます。
探し物は、次回公演の脚本。
アマチュア演劇には様々な現実的制約に溢れております。我が劇団の場合で申しますと、劇団員の数から、スタッフ数を引きまして、出演できるキャストが割り出され、さらにそのキャストが役の年代とマッチしないとなりませぬ。
その物理的制約に、さらに劇団の核となる価値の「観客と響き合える人間ドラマ」が加わりますと、選べる本は多くはないかと。勝手に苦悩するのでございます。
苦悩すればするほど煮詰まり、冬の外と室内の温度差の温もりに抱かれたくなるもの。冬の暖かさは、優しい悪魔でございます。
ほろ酔いがちょうど良いという事で、今日はここまで。またどこかの居酒屋でお会いしましょう。