居酒屋通信3 〜ローカルルール〜

居酒屋通信3 〜ローカルルール〜

2011-07-11

猛暑です。ドラマ「熱中時代」が放送されていた時よりも今のほうがより熱中時代でございます。熱中症には本当にお気をつけください。

近所に日焼けした看板を持つ、年季の入ったお店がありませんか?本日はそんなお店に来ております。

地域に根ざしたお店には、地域の人間が集まります。昨日釣りに出かけたお客さんが、その成果を持って来店すると、さっそく女将さんがさばいて店内中に振る舞われます。

大皿に盛られたアジの刺身をガバっとつかんで小皿に移し、しょうがひとつまみ乗っけてビールで流し込む。

刺身を細かく刻んで、味噌とミョウガやネギを混ぜて作るなめろう。ひとなめして、たまらずもうひとなめ。ビールが進みます。

残った頭と骨もそのまま捨てずにアラ汁で。

最後の締めは、ホカホカの白米の上になめろうをのせ、アラ汁をかけてお茶漬け風にしていただきます。

満腹になりましたお腹には、焼酎の梅干しサワーなどが大変好ましく、梅干し酸味が消化を助け、また何か食べてみようかなと思わせます。

そして、女将さんと釣り人が余ったテーブルで麻雀をしている姿を眺めるのも、地域密着型店の魅力でございますね。

ほろ酔いがちょうど良いという事で本日はここまで。またどこかの居屋でお会いしましょう。