2021年2月にApple Watch Series 6(GPSモデル)44mmを購入しました。
2022年4月現在ではもう販売終了となっていて、中古や整備品でしか手に入りませんが、1年使ってみての、使わないとわからない事、気に入っている点、いまいちな点、実際の使用感を書いてみたいと思います。
Apple Watch Series 6=AW6と呼称します。
製品スペックやできることは公式サイトを参照ください。
https://support.apple.com/kb/SP826?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
ここでは、正確なスペックは置いといて、体感ベースの話をします。
レビュー者のアップルウォッチ歴と使用環境
AW歴は4年目になります。はじめてのアップルウォッチは、2019年1月に購入したApple Watch Series 4(GPSモデル)- 44mmでした。それから2年経ち、親も興味があるということで、AW4をお下がりして、新しいAW6を買い替えで購入しました。
Apple Lover
iCloudでの連携が便利。iPhone 12 Pro Max、MacBookAir 13インチ(メイン機)、iPad(Web閲覧、お絵描き)、AirPods(音楽、オンライン会議のイヤフォン)を所有している。
Siri音声入力は使わない
寡黙なので、家でも外でも音声入力は使いません。音声入力はあんまり精度も高くないイメージがあって。アップルウォッチで経路検索ができますが、音声でしか受け付けないのと、AppleのMapなので使っていません。携帯でGoogleMapで検索して、経路をアップルウォッチに反映させるのは使っています。
wifi派
使いたい時は、iPhoneのテザリングで全ての機器をネットに繋げています。腰を据えて作業する際にはwifi環境があるところを選んでいるので、今まで不便と感じたことはありません。なので、他機器含め、セルラーバージョンは購入していません。
右手で使っている
デフォルトでは、左手につけるように文字盤の向きが設定されていますが、改札は右手側にあるので、AW6を右手使用に設定を変更して使っています。
使わないとわからない事
文字情報が細かいのでスクリーンは大きいほうが良い
40mmでは画面が小さいので44mmにしています。これでよかった。AW7では41mmと45mmになり、さらにスクリーンが大きくなっています。スクリーンが大きいということは、その分、重くなります。1日中つけるものなので、重さを選ぶか、視認性を選ぶか、大事な決断です。
腕時計を使う習慣が今までなければ重く感じる
公称アルミニウムケース: 36.5gでも、意外と重いと感じます。家では腕時計をつけないことも関係しています。
バンド次第で毎日の使い続けるかどうかが変わる
AWは、バンドの取り替えができるので、その日の気分によって付け替える楽しみもありますが、つけ外しの作業が割と固いので、私は一個決めたら、そのままずっと使っています。
夏場は汗をかきやすいので、ゴム性のバンドは避けています。スポーツバンドタイプは脱着が容易ですが、その分、外れやすいとも言えて、以前、歩いている時に留め金が外れて、道に投げ出してしまったことがあります。
それ以来、エレコムのファブリックバンドを愛用しています。なんたって安い。汚れたらすぐに買い替えできる。
ただ、こういうバンドに金具があるタイプだと、PC作業時は、パームレスト部分に当たるので邪魔に感じます。
気に入っている点
ロック解除が便利
他のApple製品との連携が密なので、マスクをしていても、パスワードなしでロック解除ができます。iPhone、iPad、MacBookAirどれもAWでロック解除が可能です。
スイカ支払いが便利
財布や携帯を出さなくていい。改札、コンビニ、スーパーでスイカ払いをよく使っています。履歴が残るので、家計簿つけるときに便利です。気軽に使えちゃうので、支払い額がだんだん増えてきちゃいますね。
通知機能で予定のリマインドを知らせてくれる
携帯でカレンダーやリマインダーを登録しておくと、時間や場所になったらAWに通知をだすことができます。たとえば、お薬の時間や、バスや電車の出なければいけない時間、約束、予定、の5分前のリマインドを設定で忘れずに行動することができます。
食事などで携帯を出さずに済む
食卓に携帯を置いておくのはありふれたシーンではありますが、できれば目の前にいる人との会話に集中したいものです。携帯よりも通知の数を減らすなどして、今という時間を楽しむために、携帯はカバンにしまう。という習慣が身に付きます。電話を着信すると知らせてくるので、その時に対応を判断できるのも良いし、電話の見逃しも回避しやすくなります。
健康の異常値を知らせてくれる
心拍数が異常に高くなったり、転倒したりすると、通知がでます。家族の連絡先を登録しておけば、離れていても最悪の時を回避することができるかもしれません。
いまいちな点
腕時計が本当に必要かどうか
携帯電話があれば、スイカほかキャッシュレス決済も使えるし、時間もわかる。という方は、なおさら普段使わないので、つけるときはちょっと重く感じます。フィットネスに特化するなら、別の安価なスマートウォッチでもいいかもしれません。
機能の8割は使わない
多様な目的をカバーできるスマートウォッチにありがちですが、音楽を聞く、道案内を見る、メールやラインを簡易的に見る、などは、実際そこまで使うのか?ということがあります。機能をフルに使わなくてもいいんですが、多数のAppがインストールされている画面の中で、実際によく使うのは2割程度です。
神経質には不向き
綺麗な製品なので、汚れや傷を気にして、火を使うときや、油物、汚れ仕事の時は外しがち。
専用充電器が割と不便
専用の充電機を持っていかないと、泊まりや徹夜明けイベントなんかでは心許ない。充電部分が特殊なので、汎用品のQi(ワイヤレス充電器)は使えない。
実際の使用感
4年近くも使っていると、身の回りに当たり前にある物だと認識しています。出かける時も、あ、つけてないな、と取りに戻るくらい、外に出る時には、右手に常にある存在です。
バッテリーは気にならない
家に帰ったらすぐに外して充電するので、1日使う分には十分です。たまに早朝から深夜、朝帰りみたいなシーンの時や、充電機から外れてしまっている時があり、その時はバッテリーがなくなってしまいます。電車乗っている時にバッテリーが赤くなると心配になりますが、セーフモードに切り替わるので、降りるまでは大丈夫です。
寝る時は外す
睡眠時間を計測できますが、私自身、寝相が良いとは言えないので、邪魔に感じるので外しています。
こんなところでしょうか。
特別、フィットネス目的で使用していないので、一般的なウェアブルヘルスケア製品でのレビューとは異なりますが、その点以外でも、便利な点は多々あり、今の生活に欠かせない製品で、満足しています。