「シュガー・ラッシュ」2013.8鑑賞 (ネタバレ含む)

「シュガー・ラッシュ」2013.8鑑賞 (ネタバレ含む)

2013-08-18
映像感想

CGアニメーション。ゲームをテーマ。昔子供だった大人向け。

面白かったー。吹き替えを久々にみたけれど、こっちのほうが感情が伝わってきていいなぁ。

特にヴァネロペとラルフの掛け合いが微笑ましい。ラルフは山ちゃんこと山寺 宏一。ヴァネロペは諸星すみれ。私まったく知らなかったんだけど、演技派。幼い声なのに妙に演技が上手い声優さんっているよね。この子もそのジャンル。

ヴァネロペのファーストシーン。生意気な女の子の様子がCGの演技とあいまってとってもキュート。こういう娘が欲しい。

ストーリーも良くて、シナリオの法則をしっかりおさえて飽きさせない。ゲームは好きだけど、カーレースは全然興味がなくて劇場はスルーしていたのだ。ほんと劇場で見なくて良かった。というのは、泣いちゃうから。

こういう純粋なキャラクターが他人を思いやるシーンが多い映画に弱いのよ。汚れた大人だから。

ラルフの悩みとキャラクター描写が物語進行をグイグイと進めるので、見ている側もちゃんとのっかっていける。さらにそこに来てヴァネロペのキュートさにおじさんメロメロになっちゃって、すっかり応援してしてしまう。

ラルフとヴァネロペコンビの話を軸に、ラルフのライバルである、フィックスと硬派なシューティングゲームの女軍曹カルホーンのデコボココンビのストーリーを交互にテンポよく見せ、次第に物語の焦点が絞られていく。上手いのは、登場人物の欲求が、最後にはすべて解決していること。人のために行動することでラルフはヒーローになることができたってよくわかる。シナリオの見本帳のような王道のストーリーの組み立て方。この巧みさはジョン・ラセター製作総指揮であった影響もあるかも。ピクサーのストーリーテリングも上手いよねぇ。

万人にオススメできる映画。でも俺は一人で見る。なぜなら泣いちゃうから。

これに手をいれるとしたら、話は文句がつけにくいので、広告宣伝かなぁ。吉本のタレントさんじゃなくて、埋もれている声優さんを使って、テーマソングもAKBじゃない人々が良かった。タレントさんを使うことで拡散する力はあるんだろうけど、その分、前評判イメージで避けてしまった人もいるのではないだろうか。